書の芸術―習字から書道へ―
二松学舎大学教授/福島一浩(ふくしま かずひろ)
第3回授業の講師の先生は、二松学舎大学教授の福島一浩先生です。福島先生はかなの書家として数々の作品を創作するとともに、全日本書道教育協会理事長として書道教育にも熱心に取り組んでいらっしゃいます。
今回の授業のテーマは「書の芸術―習字から書道へ―」です。
皆さんは学校で、筆と墨で文字を書く「書道」を習ったことがあるでしょう。書道教室に通っている人もいるかもしれません。「習字」という言い方もありますが、書道は単に字の書き方を学ぶためのものではなく、美術や音楽などと同じ芸術でもあります。
日本に漢字という文字が伝来したのは今から1500年以上も前だといわれています。その後、もともと伝達するための道具であったそれらの文字を、高い美的水準に押し上げたのは平安時代の人々でした。それ以来、芸術としての書道は現代まで綿々と受け継がれ、発展してきました。
授業では俳句を題材として取り上げ、それが書道の世界でどのように芸術作品として創作されていくのか、皆さんに追体験していただきます。さあ、福島先生とともに、私たちの生活になくてはならない文字の「美しさ」をじっくりと味わいましょう。
【主な著書】
『寸松庵色紙』(かなの書研究会)
『書道要(日本)』(二松学舎サービス)
『解説と鑑賞 書で味わう万葉百歌』(小径社)ほか
※周辺は駐車禁止になっています。近隣の皆様の迷惑にならない様、ご配慮をお願いいたします。車での送迎時は正門前での誘導員の指示に従うようお願いいたします。
●会場内に教室までの案内表示を行います。事前に会場の入口より 23号館 2311教室 までの道のりをご確認しておいてください。
●教室の前方が学生席、後方が保護者席となっております。係の誘導に従いご着席ください。
※ご不明な点がございましたら、「子ども大学かわごえ」事務局(info@cuk.or.jp)までお問い合わせください。
●2018年9月8日(土)13:00~16:00(受付13:00~)
●筆記用具
①登下校は安全のため、保護者同伴でお願いします。
②保護者も受講できます。保護者と学生は別々の席になります。
③本校の授業は、一般の方の受講はできません。
④会場内では、当団体が特別に依頼した出版社・新聞・テレビ・ラジオ等の報道関係者以外の録音、撮影行為は一切禁止させて頂いております。 (録音、撮影行為をされた方には会場からの退出をお願いするとともにその内容を消去頂いております。)
⑤教室での飲食についてはお断りしております。(休み時間における水分補給は可能です。)
E-Mail : info@cuk.or.jp